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2024.06.17

KOKUの米粉の特徴について

湿式気流粉砕|でん粉損傷率とアミロース値|米粉パンの味の秘密

湿式気流粉砕とは?

湿式気流粉砕とは、液体を用いて粉体を微細化する技術のことです。米粉パン教室で使用される場合、その技術は米粉の微粉化に役立ちます。米粉には小麦粉に比べてグルテンが少なく、水分の吸収力が高いという特徴があります。しかし、従来の粉砕方法では、米粉を細かくするのが難しく、食感が悪くなってしまうことがありました。そこで、湿式気流粉砕を使用することで、微粒子化された米粉を得ることができます。これにより、米粉パンや米粉クッキーのような美味しいお菓子を作ることが可能になります。さらに、湿式気流粉砕は、ムダがなく、エネルギー効率がよい、環境にも優しいというメリットがあります。米粉を使用したお菓子に興味のある方は、湿式気流粉砕の技術に注目が集まっています。

米粉パンの味の秘密は?

米粉パンは、最近大人気の食品です。普通の小麦粉とは違い、米粉パンはグルテンフリーであるため、アレルギーを持つ人や健康志向の人に好まれています。しかし、米粉パンが美味しいのは、単純に小麦粉と違うからではありません。米粉は小麦粉に比べて、柔らかくもろいため、クセのない味のパンが作りやすくなります。また、米粉には小麦粉に含まれるグルテンよりも多い、デンプン質や繊維質が含まれています。デンプン質により、ふんわり柔らかな食感を出すことができ、繊維質により美容や健康に良いパンになるのです。しかし、米粉にはパンを膨らませるために必要なグルテンがないため、米粉パンを作るには、配合割合や発酵時間などの工夫が必要となります。米粉パン教室では、米粉による違いやアミロース値の違いによる膨らみの違いを比較したり、米粉をさらに深く知ることにより、グルテンフリーでも美味しく米粉パンをご家庭でかんたんに作る方法も確立されています。

これまでの粉砕方法との比較

米粉パンを作る際に欠かせないのが、米を粉砕することです。これまで、米を粉砕する方法としては、石臼や電動ミルなどがありましたが、最近では高速ロータリーミルが主流となっています。 石臼や電動ミルは、時間がかかる上に粉砕面積が小さいために、粉砕した米粉が粗くなることが多いです。それに比べて、高速ロータリーミルは高速回転する刃が米を一瞬で細かく粉砕するため、粉砕量が多く均一なサイズの米粉が得られます。 また、高速ロータリーミルは清掃がしやすく、衛生面でも優れています。石臼や電動ミルは奥まったところに粉が残ることがあるため、清掃に手間がかかることがあります。 以上のように、米を粉砕する方法としては、高速ロータリーミルが手軽ではありますが、でんぷん損傷率は高めで、粉砕時に発生する熱もこもりがちとなります。グルテンフリーでの米粉パン作りには「湿式の気流粉砕式」の微粉砕米粉を選択することで、より美味しさや食感を追求していくことが可能となります。

湿式気流粉砕のメリットとは?

米粉パン教室で使われる粉砕方法の一つに湿式気流粉砕があります。この方法の最大のメリットは、素材を超微粒子化できることです。そのため、パン生地に配合する米粉をより細かくすることができ、よりなめらかな生地を作ることができます。また、水分が加わり、粉砕時の熱の発生も抑え、かつでんぷん損傷率が極限に低いため、素材の持つ風味や栄養素が失われることがありません。これによって、おいしくてヘルシーなパンを作ることができるのです。さらに、湿式気流粉砕は騒音が少なく、振動やジェット噴射が起こらないため、作業環境も快適になります。粉砕後は、微粒子化された素材が集塵装置によって回収されるため、清掃も簡単です。ただ、機械が高価なため、なかなか気流粉砕式での製粉が難しいところではありますが、米粉パンをより美味しく、効率的に作るためには、湿式気流粉砕を積極的に利用することがおすすめです。

KOKUの米粉が美味しい理由

粉砕方法にもこだわるのはもちろん、お米を育てる過程からKOKUは米農家さんと共に米粉開発をしています。アミロース値もベストな値を選択し、一番は米粉パンを作ったときに出る米粉パンそのものの味わいです。ミズホチカラは確かに米粉の中では有名で、見た目にもよくできますが、ただ、味わいが薄く、パサパサ感が時間の経過とともに目立つ傾向があります。KOKUでは、見た目だけでなく、味わいにも注目し、米粉専用品種も厳選しました。KOKUの「こなだもん」は、蛍が舞う山の奥地で育ち、お米が美味しく健全に成長する姿を見守っています。とにかく美味しい!!と評判のKOKUの米粉。白米粉も玄米粉もとても人気です。ぜひお試しいただきたい米粉となっています。

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